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2006年05月11日

つくバス 春咲き!第一印象【1】


●初めてのシステムに少々戸惑う
〜やはり違った「つくバス」


 たまに使うことがあった「のりのりバス」。無料でつくばセンターへ行ける、と言うのが大変大きく、牛久市の牛久駅から歩いて約20分のバス停から利用していた。
 新たな車両、本数を増やして、有料にした「つくバス」に替わり、これは一度体験乗車しておきたい、とバス好き・バス観察者の好奇心のようなものに後押しされるはずだったが、路線も停留所もほとんど変わっていないなら新鮮味がない…「車両が変わっただけじゃないの??」…と思ってしまう出発前だった。
 いやいや、そんなことを言わずに…走り始めてまだ数日のある平日にいつものバス停に向かって行き、ちょっと重い腰を上げて体験乗車をすることに。
 「高見原南」というバス停。路線バスと同じ停留所名になったことは、時刻表などを公式サイトで見たときに知っていた。
 
高見原南バス停
「越路」前から関鉄と同じ場所に移動していた。

 通過時刻が近づいてくると、ん、どきどきしてきたぞ。
 
 生では見た事がない新しいバスが来るわけだし、一日乗車券の買い方もわかっていない。前乗り?それとも土浦「キララちゃん」みたいな中乗り?
券の値段分だけ小銭を用意しておくとスムーズだろう。

 と、そんな時、これ、とわかるバスが、角にやってきて、こちらへ曲がってきた。

 さあ、どちらの扉から乗るのか?? って来て直ぐに前扉が開いた。

 …「センター行きです」

 前乗りだと、運転士の目の前である。
 
 一日乗車券を購入することを告げ、無事手に入れることが出来たが、ちょっと手順がわからなかったので、戸惑ってしまったし、運転士もちょっとだけなれていない感じも。

 あ、ボタンが。そのノンステップバスは、降車ボタンだらけであった。


●「地域循環」のユニバーサルデザイン車両
ボタン、ボタン、ボタン!


 目立つ黄色の柱。柱にも、壁にも、なんと椅子までにも降車ボタンが備わっている。これなら、誰でもボタンを探す事無く、安心であろう。
 ノンステップと謳われた車両であるが、実際ノンステップなのは車内前部と中央部だけで、後部座席は、ワン、ツー、スリーステップ。階段状に椅子があり、ノンステ部の電車ロングシート風の椅子とは対照的に前向きのシートであった。
 前扉付近は結構狭く、車椅子客は中扉から出入りするのであろう。
 吊り革も備わっている。
 そう、決して広い車内ではないが、狭く感じない座席配置である。
 後部座席は、ノンステを目の前にして高い目線。私は決して大柄ではないが足がちょっと窮屈、特に私は靴の部分が大きいが、そうでない人にとっても狭いらしく、この辺が欠点である。
ユニバーサルデザイン仕様。

●広い「つくば市」をカバーする
3種類15系統


 つくバス。
 このコミュニティバスは、目的と形態から大きく3種類にわけれらる。

・地域循環(13系統各両方向循環)
・センター循環(1系統両方向循環)
・北部シャトル(1系統両方向)
である。
 
 このうち、「地域循環」は福祉目的であったが誰でも乗れた「のりのりバス」の13の系統を継承している。部分的に変更があるだけ。数多く点在する農村集落をカバーする郊外方面ローカル路線網。とにかく1便の運行距離が長いこと長いこと。
 「センター循環」は、筑波研究学園都市の中心地区「センター地区」内を循環する、言ってみれば都市型・都心型路線。短距離系統。一回100円。
 「北部シャトル」は、センターと筑波山口を結ぶ、一本線の路線。結構離れた地点を結ぶ割には途中のバス停は少なく、事実上“急行”、いや実際に急行もあるから“準急”としよう。これは「つくばエクスプレス」を延長する考えからなのだとか。
 
 「地域循環」は、性質上経路が複雑を極める。


●茎崎とセンター地区を結ぶ12コースいろいろ
回数券売れ行き


 ちなみに、つくば市は合併で出来たため、市域が広い。2002年に茎崎町をも吸収し、私の牛久市・牛久駅約1キロ圏に「つくば市」が迫ってきた。
 茎崎町の福祉バス「ひまわり号」は車両そのままに「のりのりバス」網に組み込まれ旧つくば市にも乗り入れ、センターまで行く系統が、「12コース」。「つくバス」になった今も、運行経路もほとんど変わる事無く、「12コース」系統番号もそのままである。
 大きな違いは、運行本数が増え、停留所によっては実質約60分間隔となり、路線バス並みになったこと。
 
 準地元であるため、車窓景色に新鮮味がなくて、また特徴もどう伝えれば、と悩む。
 とても「つくば」とは思えない、長年別個の村(町)であった、農村主体で新興住宅地もある地域である茎崎町南部、東部から、地理的に離れているつくばセンターへ直通する。旧茎崎町域内は細かく廻り、旧つくば市内に入ると広い道路を“飛ばして” 行く、ちょっと強引な経路設定なのだ。
 合併で一体感を出したい市当局の意図丸出しだが、一般路線バスでは直通で行けないとか、運賃が高いといった理由で行きづらかったセンター地区、即ちデパートがある街へ、無料で行けるということで、その利点が“買われて” 人気が出た。
 つくバス運行開始で消える直前ののりのりバスにも乗ったが、茎崎南部〜センターの移動ではもはや定着した感があった。

 その12コース、と言うか地域循環は全て均一運賃200円で、ある程度の距離以上ではかなりお得・割安であるものの、無料から有料に替わったわけであるから、その利用動向が気になっていた。
 しかし、運転士の話では、回数券が売れているとのことで、実際途中停留所から乗った人も回数券を購入。定期的に利用したい人が買うわけであるから、つくバス化=有料化を理由に敬遠されたわけでは無さそうである。本数も廻り方の関係上一部停留所を除き約60分間隔になり、毎時使えるようになったことも大きいはずである。

 4月平日がある最初の週。この便は、茎崎地区からのみ乗客が乗り、センターへ向かう。
 
 運転士は、乗客が席についてから、一呼吸を置いて発車していた。

 今回は、つくば双愛病院→中山回りに乗っている。
 
 つくば双愛病院は、以前当「喫茶」で触れたが停留所名がわかりやすくなって良かった。

 後日気が付いたが、若栗南を過ぎて若栗北の狭い道へ曲がる際、「つくバス→」のミニ標識が出来ていた。運転士の数が増えたからの道しるべ!

 高見原南から若栗南までは片側1車線の道路であるのに対し、中山辺りは集落内の細道、そして農業環境技術研究所と畜産草地研究所の間のちょっとだけ広めの道を通り、逆方向のバスとすれ違い、住宅地である牧園児童公園へ。ここまでが茎崎地区である。

 高野台を抜け、今度は国道408号線をすっ飛ばします(笑。そんなに飛ばしていない)。が、ちょっとスピード出ると乗り心地が悪かったひまわり号と比べ、それがないんですね。これは楽です。結構車窓も見られた気がします。
 ちなみに、シャトルバスの一般路線化で話題の?松代地区の停留所では乗降がありませんでした。


 折返し地点であるが、実質終点であるつくばセンターが近づくと、運転士は肉声でも補足してアナウンスし、「ご乗車ありがとうございました」と言った。のりのりバスが悪いと言うわけではないが、乗る時といい、有料化ならでは?のサービス向上を実感する。
カメラ日和つくばセンター イメージ画像 つくバス「地域循環」乗り場 休憩中の「地域循環」車両

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この記事へのコメント
よくBSIでも拝見しております。とても楽しい乗車レポ、興味深く読ませていただきました。せっかく市民に定着しつつあった「のりのりバス」が廃止になったのは寂しいのですが、新装開店(?)となった「つくバス」がそれなりに健闘しているのは嬉しいですね。私のブログにもお越し頂き、ありがとうございました・・
Posted by むう at 2006年05月12日 10:29
>むうさん

 うわ、うれしい。光栄です。
 正直自分のノリが悪い中での記事でして、お読みいただき、なんかすみません。
 「つくバス」ですが、ここのところ「つくば市」に行っていないので、5月はどうなったかわかりませんが、牛久市かっぱ号の経験から、開業2ヶ月後、あるいは来る夏休みの後=開店景気がなくなった時期の様子見をと思っています。

 ご来「店」ありがとうございます。
 むうさんのブログも良かったら当「喫茶」でTBで宣伝してください。
Posted by よるの黒茶 at 2006年05月14日 03:38
こんにちは、普段つくバスを利用している者です。
「ノンステップバス」のからくり、よくぞ言ってくださいました!
あと、もうひとつ言わせてください。車社会のつくばって歩道が少ないのです!
バスをきっちり脇に寄せられると、たいてい草むらに足を突っ込むことになります。雨の日はぬかるみに。靴が汚れるのはまだしも、足の開かないお年よりはもっと大変だろうなあと思うのです。。
Posted by こげパン at 2006年05月24日 10:20
>こげパンさん
 いらっしゃいませ。
 ノンステの「からくり」…確かに。車両構造の関係上どうしても盛り上った部分をどこかにつくらないといけないためでしょうが、市のサイトでは触れていないですからね。混雑時にノンステ部を必要とする方々で一杯になったらどうするのか、という問題もありますね。
>草むらに足を突っ込む
 それは大変ですね。折角のつくバスがあってもそういうことですと、やはり歩行者を前提とした道づくりをしないと危ないです。知っているところでは鷺沼児童公園バス停は降りるのも狭いですね。バスの微妙な停車位置の問題ですと、運転士に理解がほしいところです(牛久市では歩道があっても離れた所に止める=乗車ステップの意味がない=運転士もいたりします)。私のエリアでも、旧茎崎町高見原の茎崎町診療所前の道路が、バスは通りませんが車を避けるとまさに畑に草に突っ込む状態でして、何度かそんな経験があって、「二度と通るまい」と。怖い道路は、歩く人しかわからないでしょう。
 コメントありがとうございます。
Posted by よるの黒茶 at 2006年05月25日 01:04
お返事いただきどうもありがとうございました。BSIの掲示板にも出ていましたが、つくバスに続いて本日から土曜・日曜運転の
「つくば周遊巡回バス」も運行開始とか。今朝、つくばセンターに行ってきましたが「乗り場はクレオ前」の誘導看板が出ていました・・
それと、相互トラックバックという事でしたのでしたので、遅くなりましたが挑戦してみました。うまく出来ましたかね?
Posted by むう at 2006年05月27日 15:02
>むうさん

>「つくば周遊巡回バス」
 クレオ前乗り場を悪く言うわけじゃないですけど、ターミナルもTX客対応がなかなか後手というか、もう少し県外旅行者向けに整備しておくべきだったと思っています。

 というのは、「つくばの人」と「他所の人」では、「つくば」に求めるものが違っていて、そのズレが出てるような。
 つくばの人は、「駅前の駐車場」や「キュート」みたいなもの(洒落たSC) 
対して 
 他所の人は、「お土産屋さん」や「筑波山」(つまりバス)だったりしますよね。
 やっとのことで地下駅に観光案内所建設されているらしいですし、周遊バスも定期化してもいいのではないかなと。
 観光客に媚びるわけじゃないですが、観光玄関口のターミナルとして、デザインとか案内標識を“観光地風”にしたり、土産屋や売店を細かくもっと手前に並べられないものかと。自家用車駐車場幾つも作る金があるなら、その内の幾らかで、周遊・観光・団体バス発着用駐車場を一つ作っても良かったのかも。日頃センターBTとつくば駅にはそんな風に思っています。
 周遊バスは八郷も周遊するんですね。私も乗ってみたいです。

>トラックバック
 
 お気軽に、と言う意味です。ご自由に。逆に押し付けていたらすみません。


 
Posted by よるの黒茶 at 2006年06月06日 23:26
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つくバス:近況
Excerpt:  最近、9:00a.m.頃のつくバスに乗って、つくばシティアビルの整形外科に行くことが出来、その頃のセンター付近の様子を目にする機会が増えました。驚くほど大勢の勤労者(主として女子)が生き生きと仕事場..
Weblog: カーフリー
Tracked: 2006-05-18 13:18

「つくバス」連休中は筑波山方面が盛況とか・・
Excerpt: 今年4月1日より運行開始となった「つくバス」ですが、連休中は筑波山方面に出かける観光客で連日賑わいを見せているそうです。今のところ連日好天に恵まれ、気温も高いためハイキングなどには最高の天候ですよね。..
Weblog: 大好きなつくばのために!愛する子供たちのために!
Tracked: 2006-05-27 14:48
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