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--つくばエクスプレス(TX)沿線開発地区のつくば市中根・金田台地区内でオオタカの営巣が確認された。
事業者の都市再生機構茨城地域支社は25日から、平地林の伐採工事を中断。専門家に依頼して調査を開始する。
市内のTX沿線では葛城(※研究学園駅)、島名・福田坪(※万博記念公園駅)、萱丸(※みどりの駅)の3地区でオオタカの繁殖が確認されている。
1999年に策定された中根・金田台地区の環境影響評価ではオオタカの営巣は確認されてなかった。繁殖が確認されれば、事業の進ちょくに影響が出る可能性もある。
近くの住民が、オオタカの幼鳥3羽をビデオで撮影。専門家にビデオを見せて確認した上、県に知らせた。地権者説明会で、事業主の都市再生機構に生息を知らせた。
その後、同機構職員と共に現地を確認に行くと、現地では平地林がすでに伐採されていた。住民は「伐採された平地林に営巣があったと思う」と話している。(常陽新聞2007年4月28日)--
(わかりやすく、引用者で地区名にカッコ※駅名をつけた。)
要するに、「ここにはオオタカ幼鳥がいるぞ」との通報が伐採前に通じていなかったこと、そもそも希少種オオタカが生息しているような場所を開発しようとしていること、ということ。
既に貴重となった森林、とくに希少生物環境を破壊して、「開発」を行っているのだ。千葉県流山市の市野谷の森(流山おおたかの森駅西方)の件では、一部に言わせれば、「保全林となったではないか」となるけれども、50ヘクタールあった森を25ヘクタール以上以上も伐採した事実の方が重大だ。
中根・金田台地区は厳密には沿線ではない、つくば市桜庁舎の近くで、オオタカの営巣が確認されたのは、大昔の役所跡、金田官衙(かんが)遺跡の緑地なのだそうだ。開発当局に生物環境など頭にないからこういうことが起きる。
ここ自体に住宅ができるという計画ではないが、森林は一度失うと普通に取り戻すことが出来ない。全体的には既に遅いとも言えるが、今すぐにでも「開発」を名乗る乱暴な生物環境破壊を、一時中断ではなく、完全に止めるべきだ。
住宅開発などというものは、これを止めたところで既に住んでいる人間にとってなんら都合の悪いものではないのだ。TXは、その性格の全てを見れば、こういう非常に悪い側面を持っている。
喫茶おとりこみ中。
・TXの負の側面を追う―
(参考、関連)
・千葉県自然保護連合 「オオタカの森」は半分以上が伐採
・ヒシクイ保護基金 ヒシクイを絶滅に追いやる圏央道計画
