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2007年05月07日

鹿島鉄道代替バス フリーきっぷの旅(1)

GW限定1日フリーきっぷで行く
鹿島鉄道代替バスの「旅」?「視察」?「趣味」?


 気になっていた鹿島鉄道線廃止に伴う代替バスを観察する必要があったが、関鉄グリーンバス「鹿島鉄道代替バス1日フリーきっぷ」がいわゆるゴールデンウィークに出たことで、4月1日廃止・代替バス開始以降、この日まで先延ばししてしまっていた。
 連休では通学事情は見ることが出来ないわけであるが、休日でも鉄道線営業末期と比べてファンが少ないので、地元住民の動向が少し見えてきたし、無駄ではなかった。“百聞は一乗車にしかず”を肌で感じる、バス乗車記。新緑の季節の旅でもある。

●寂しい乗換駅(石岡)

 2007年5月上旬のある祝日。なかなかの初夏のような気候。活動するのには最適。
 連休中とは言え、なんだか変な混み具合のJR常磐線普通列車であった。石岡まで立っていたぞ。連休であるがグリーン車利用は少ない。グリーン車が普通車であれば…。
 そんなこんなで石岡、JR列車でも「のりかえアナウンス」もドア上LEDの「のりかえ案内」もない。鹿島鉄道線は、JR的には消えた交通機関なのか?私はこれからその代替バスに乗り鉾田まで行くために降りるのである。
 石岡駅、鹿島鉄道ホームに屋根も無く…線路も無く。しかしJR乗客の中には、鹿島鉄道線の経緯を知らない人もいるみたいで、保存留置(?)されている鹿島鉄道の古い気動車が珍しいようである。

●駅とは別にある石岡駅バスターミナルから

 「喫茶(バスカテゴリ)」では、ご存知石岡駅バスターミナル。
 駅舎を出て左へ進むと立派なコンクリート造りがあるところである。
 鹿島鉄道代替バスは駅舎から一番遠い3番のりば。
 観光っぽい格好の人が何人か見える。
 乗り場から離れて待機していた「鉾田駅」行きバスは、3番のりばに横付けした。
 待機中に運転士に尋ねるお客もいた。「乗り場に来ないまま発車しちゃいそうな、だとするとやばいぞ」的な不安からか。牛久市コミュニティバス「かっぱ号」は牛久駅東口バスターミナルでは、のりばホームから離れて客扱いすることがあるからね。“暗黙のルール”が旅人には怖いよな。
 石岡駅BT3番のりば 鹿島鉄道代替バス 側面 鹿島鉄道代替バス
これからはじまる75分の旅

 初の代替バス乗車。普通の一般路線バス車両である。
 私の場合、だいたい出かけると色々写真を撮るので案外時間がない。ここも時間的に列車接続しているようなので。
 で、乗車開始後の車内では、フリーきっぷもいれば、普通運賃の額を尋ねているお客も(フリーきっぷとどちらが安いのかということなのかもしれない)。
 私はフリーきっぷを発車前入手した。運転士はこれに日付スタンプを押すという手間がある。
 運賃問合せやフリーきっぷ発券、そしてなぜかある客の待ちを経て定刻より約5分遅れで発車した。
鹿島鉄道代替バス1日フリーきっぷ(2007年5月祝日) 鹿島鉄道代替バス1日フリーきっぷの裏面(2007年5月祝日)
ゴールデンウィーク限定発売・鹿島鉄道代替バス1日フリーきっぷ

 乗客は13名程度。これは県南の一般路線バスでは、少なくなく、多くもないといった感じの乗車率である。通勤時以外の「つくバス」北部シャトルとか、水海道〜土浦線などがだいたいこんな感じ。

●石岡駅を出て南台ニュータウン〜東田中駅跡
すれ違う逆行き 石岡市内すれ違う逆行き 石岡市内
 発車後早速同じ代替バスの「石岡駅行き」とすれ違い、国府4丁目交差点を曲がって国道6号へ入り、石岡駅南方の鹿島鉄道線跡&JR常磐線を陸橋で乗り越え、山王台交差点から国道355号に入った後、南台ニュータウンに立ち寄るため曲がる。
 南台は、鹿島鉄道石岡南台駅とは切っても切れない関係の新興住宅地である。

 閑静な南台を通り抜け、再び国道355号に戻る際、石岡運動公園の脇、旧・東田中駅付近でまだ線路がある踏切ならぬ元踏切を、運転士による揺れるアナウンスとともに徐行で渡る。
旧・東田中駅近くの踏切跡を渡る(2007年5月上旬) 東田中駅跡を代替バス車窓から(2007年5月上旬)
踏切跡と東田中駅跡
 石岡運動公園停留所そばの東田中駅跡。ロープがなければ今にでも列車が来そうな感じ。線路は錆びているのがわかる。

旧・玉里村で旧鉄道線と並走(栗又四ヶ北〜玉里沼田)

 石岡商業高校先から国道355号線を東へ進み、小美玉市に入った栗又四ヶ北あたりから玉里沼田(旧・四箇村駅前)までの間は、線路に並行して走る。列車とは逆の光景だ。
 途中の栗又四ヶ付近で旧・玉里駅のそばを通る。駅名標は中がくりぬかれているが、待合室はそのまま。
玉里駅跡を代替バス車窓から(2007年5月上旬)

 玉里運動公園前で旧・新高浜駅も駅舎と駅名の看板が確認できる。

 どうでもいいが、「栗又四ヶ北」(くりまたしか きた)って名前のバス停は語感が面白い。元は地名だけど。

●小川駅まで乗り降り無し

 田木谷を過ぎて右折、駅前の通りに入り、「小川駅」。旧・常陸小川駅のことで、鉄道時代からあるバス停留所は小川駅と呼んでいるのでそれにあわせた形である。駅構内(駅前広場)へ進む。
常陸小川駅跡は見た目はそのまま(2007年5月上旬) 旧・常陸小川駅駅舎と代替バス(2007年5月上旬)
 ここも鉄道時代、別の路線バスで見た光景。駅舎そのまま(あの「アンパンに顔」の絵はないけども)。そして駅タクシーまでそのまま。すでに駅ではないのであるが。
 だけど、どこか気の抜けた感じが漂う。
 ここまでの途中では、乗降が一回もなかった。石岡駅を発ってから初めて乗車口「中ドア」が開く。

 広場では、駅舎を、いや駅舎であった建物を映す人など(主観ではあるけど鉄道ファン的風貌ではなかった)。

 再び国道355号線へ戻り、玉造町方面へ走る。

●霞ヶ浦と田園地帯の車窓(小川高校下〜玉造町)

 小川高校下付近の田んぼには水が張られている。田植えの季節である。田園地帯では日差しをさえぎるものが無くなる。
田園風景と空色空
 旧・鉄道線は桃浦から浜にかけての区間、湖岸付近を通りその車窓に広がる霞ヶ浦の景色が魅力であった。
 代替バスは、旧・鉄道線から見て湖岸と反対側の道路走るのであるが、高台を走るところがあって、霞ヶ浦の向こう、遠くに筑波山が霞んで見える。この季節は快晴であってもスカッと透き通るというわけには行かないんだろうね。空の空色と湖、そして田んぼ。広々とした景色は健在である。
向こうに筑波山 変わらない景色霞ヶ浦の向こうに筑波山がかすかに見えるのがわかるかな。

 穏やかであるけど、明るい。木々も萌える季節である。そんなわけで、窓際は初夏のような日差しのため、少しだけ暑め。夏ほどではないが。

 桃浦は集落名を冠した羽生駐在所入口に停留所名が変わったが、八木蒔は旧駅名のままでちょっとうれしい。
 八木蒔駅入口の標識は見る限り新しく、勿体ない気がした。浜駅の入口標識も何ら変わりなく道路に立っている。

 浜の有名な鉄道撮影スポットであった跨線橋を越え、右手向こうに田園地帯の中、唯一ノッポで目立っている「霞ヶ浦ふれあいランド」の「虹の塔」を見ながらバスは玉造市街へと入る。

2へ続く
玉造町〜鉾田




鹿島鉄道代替バス路線図など

喫茶おとりこみ中。
2007年04月17日「鹿島鉄道代替バス、GWにフリーきっぷ発売」 - フリーきっぷについてはこちらを
2005年11月16日「バス乗り放題周遊記」(2) - 石岡駅バスターミナルも出てきます。
2007年2月16日「鹿島鉄道風景(5)バナナクレープとキハ601の関係@常陸小川」- 「アンパンに顔」の件(※帰宅後比較すると駅舎前の自販機がないわけ)
※鹿島鉄道問題については、タグ↓鹿島鉄道をから入れます。



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鹿島鉄道の夜 その2 (春の大遠征39)
Excerpt: 上り列車が到着。 ぞろぞろと人が降りてきました。 恐らくは廃止を惜しんで訪れた人々なのでしょう。 地元の利用者とは明らかに違う空気を纏っていましたw 列車から降りた人達は名残惜しそうに周囲を見..
Weblog: たかゆきの日々徒然
Tracked: 2007-05-08 23:24
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