半井小絵 NHK気象予報士 2009年版カレンダー

2007年08月14日

イラクで戦闘する気だった「陸自」―佐藤正久元隊長

応戦するつもりだった

 イラク派兵されていた日本の違憲軍隊の一つ「陸上自衛隊」佐藤正久元先遣隊長(参議院議員)は、イラクで「情報収集と言う名目であえて攻撃に巻き込まれて」応戦・武力行使するつもりであったと、JNNの取材に答えた。ニュースの引用は後半に記す。

 問題点は3点―
1.あれだけ「人道復興支援だ」「戦争しに行くんじゃない」と言って派兵したその部隊が武力行使するつもりであった(ことを隊長自ら認めた)
2.軍隊の原則シビリアンコントロール(文民統制)お構いなし
3.その隊長が国会議員(参議院議員)に出馬、当選

 1は、平和・良心の側が何度も指摘していたことを向こう側が認めたことになる。国連の要請でもなく、重武装して、イラク用に銃器を改造して、派兵された題名「人道復興支援」。事実を元に各平和団体等は嗅覚を鋭くして「軍隊が行くということは、イラク人に武器を向けることだ」とその“臭さ”に突っ込んできた。

 2は、これが現場の判断であるということ。統制する側は一応、派兵の建前としてではあるが「戦争はしない」と言い、統制される軍人(いわゆる制服)の側が「やる気だった」と。軍人が勝手に戦争してはいけない。これは民主主義国家の決まり―シビリアンコントロールであるが、これを逸脱している。
 軍隊は武力であるから、暴走したらどうしようもない。だから文民が統制するのである。勿論、日本は「自衛隊」なる軍隊自体が憲法違反である。

 日本は、「航空自衛隊」をイラクに派兵させ、米兵を輸送し、米英によるイラク侵略戦争に加担した。日本のカネで人殺しをする手伝いをしたのである。これ自体が問題なのであるが、

 やはり、と言うべきか、「陸自」はイラクで、イラク人を撃つつもりだった。しかも部隊レベルの判断で。

 日本の、加担で無い、当事者としての戦争が、部隊の暴走がきっかけでなし崩し的に、既成事実になるところであった。で、

 「交戦しちまったんだから、止められないんだから、憲法とか違憲だとか言ってる場合じゃないでしょ。もっと増派しますよ」
 …とかなんとか言われて日本の直接戦争になるんだぞ。

 歴史が証明しているわな。

 イラク侵略戦争どころか日本の加担とか(兵站)派兵すら止められなかった平和・良心の側としては、重い。


 3。その暴走・戦闘を画策した元隊長が「国権の最高機関」の一員に入ったわけである。戦前、軍人は議員になるべきでない、と強く訴えた、名前忘れたがそんな議員がいたが、本当に、軍人が政治に関わるべきでない。外国で現地人を「殺す気」でいた元部隊長が議員になってしまった。こんな奇妙な「シビリアンコントロール」などあるかよ。

 それから「正当防衛」についてであるが、

 バカか

 重武装して外国に派兵された軍隊と、一般市民の“ささやかな拳”を一緒にするな!


 集団的自衛権に関する政府の有識者会合はPKO=国連平和維持活動を行う自衛隊に対して、憲法上できないとしてきた「駆けつけ警護」を認めるべきだ、という意見で一致しました。
 正当防衛を超えるとして憲法違反とされるいわゆる「駆けつけ警護」は認めるべきだとする意見が相次ぎました。これは、味方である他国の軍隊が攻撃された場合、駆けつけて応戦するものです。

 こうした事例について、イラクに派遣された陸上自衛隊の指揮官だった佐藤正久氏は、当時現場では、事実上の「駆けつけ警護」を行う考えだったことをJNNの取材に対して明かしました。

 「自衛隊とオランダ軍が近くの地域で活動していたら、何らかの対応をやらなかったら、自衛隊に対する批判というものは、ものすごく出ると思います」(元イラク先遣隊長 佐藤正久・参院議員)

 佐藤氏は、もしオランダ軍が攻撃を受ければ、「情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる」という状況を作り出すことで、憲法に違反しない形で警護するつもりだったといいます。

 「巻き込まれない限りは正当防衛・緊急避難の状況は作れませんから。目の前で苦しんでいる仲間がいる。普通に考えて手をさしのべるべきだという時は(警護に)行ったと思うんですけどね。その代わり、日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと」(元イラク先遣隊長 佐藤正久・参院議員)(10日22:50 JNN)

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 猛暑続きの茨城県牛久市より、今日の昼過ぎの写真を南半球のみなさんに向けてお届けします。こちらは夏です。
 写真は温度と湿度が伝わらない。いいですね。
牛久の夏
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