私の国日本では7日、またしても「死刑」と言う名の国家殺人が「執行」されてしまいました。
衆議院法務委員会が開かれている中での「死刑執行」でした。「9時38分までに執行した」と、「執行」命令書にサインする鳩山邦夫法務大臣は言っています。この「死刑」により殺害されたのは3名。
つい先月(11月)に国際連合(国連)総会の委員会では、死刑執行の停止が採択され、制度存続国に対して「死刑制度廃止を視野に入れた執行の一時停止」などを要求し、
11月26日には、国会議員による「刑場」(殺害装置)視察が、行われていたばかりであり、
個人的には、「死刑」について、殺人被害者を含めまとまった「死刑」廃止意見を書こうかと思っていた矢先でした。
「死刑」とは、国家権力によって人を殺害する行為です。日本各地にある拘置所などに設けられた殺害装置によって、首の骨を折り絶命させる―残酷極まりないものです。
このような究極の人権侵害である「死刑」が行われたことに怒りを持って抗議します。
法務大臣は執行命令書にサインしないこと、そして国として「死刑」を廃止することを強く要求します。
過去に行われた「死刑」について、「刑場」をはじめ、全ての情報を公開して、事実をさらけ出さなければいけません。
・保坂展人のどこどこ日記
2007年12月7日「法務委員会中、死刑執行した鳩山法相(追記あり)」(保坂展人衆議院議員(社会民主党))
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/aafbb40e358d7c07a756ca92e4d06cc0
-死刑廃止を推進する議員連盟による抗議声明あり
・鳥居正宏のときどきLOGOS
2007年12月7日「死刑執行に抗議します −アムネスティ日本・抗議声明−」
http://tokidokilogos.blog109.fc2.com/blog-entry-71.html
「賛成」意見に対して―議論の前に必要なもの
少しだけですが、思うことを書きますと、
日本国民の間には、「あれだけの犯罪を犯したのだから、死刑は仕方がない」と言う消極的賛成意見がよくあります。
しかし、この意見は「死刑」の是非の前に、当事者意識が全くない、他人事・傍観論であり、民主主義国家日本の主権者・日本国民の意見としては問題であると思います。
自分の国で存置されている国家殺人制度、自分が住んで(一部を除く)、税金を納めている国(国外永住者などを除く)で、税金で行われる殺人についてどうなんじゃい?!と、自分の国の事として、しっかりと確かめた上で判断しなければなりません。
殺人事件についてはその犯人による殺害と言う行為に憎悪を持つのにもかかわらず、国家による殺人には賛成するという二重基準に気が付いてほしいと思います。
どのようにして「死刑」が行われるかと言うことは、日本に住む人々にはほとんど知らされていません。
鳥居正宏さんのブログにもありましたが、
・法律上死刑を廃止している国:100カ国
・事実上死刑を廃止している国:30カ国
・欧州連合(EU)加盟条件の1つには「死刑制度がないこと」
このような事実も日本系メディアだけを斜め読みしていてはいまいちわかりません。「様々な議論がある」などと言われますが、議論の前には正確な情報が必要です。