今頃、映画「フラガール」感想★フラガールスタンダード・エディション はここをクリック 閉山が迫る炭鉱を楽園「ハワイ」にする―
1960年代の常磐炭田とりわけ福島県常磐市(旧・湯本町、現・いわき市常磐地区)の、炭鉱から観光業への転換という実話を基にしたフィクション。
炭鉱町の住宅群。「一山一家」と呼ばれた職住近接の濃密な共同体社会。裏返せば閉鎖的。地味でぼろい家屋。炭鉱労働者の日々の労働による煤汚れた顔。そんな臨場感。
代々炭鉱労働者としてやってきた労働者は炭鉱一筋。炭鉱労働しか考えられない。
会社は、会社のフラを踊る女性集団を自前で養成することにこだわる。フラにかける娘は、選炭場で働く母に理解されない。
会社が東京から招いたフラの指導者は華やかさとは程遠い町で、ど素人に教える気も出ない。
素人が苦難を乗り越えフラ(ハワイ先住民の踊り)・ポリネシアンダンスを覚えて行く。
…単なる人間ドラマではなく、また単なる技術習得ドラマでもなく。
“フラガール”たちをはじめ、炭鉱町の人々の気取らない“素”の一所懸命さが、いろいろぶつかる。コミカルであり、シリアスであり。実話が基になっているだけに色々考えさせられもした。
所々に出てくる“お行儀の良くないシーン”が人間臭くて映像的にとても楽しい。
華は最後に。最後まで華やかなものをとっておく演出である。
厳しい目で見ていた。2時間退屈はしない。
でも、「物凄い」「度肝を抜かれる」というほどでもない。
が、しかし、細かいあら捜しはともかく、作品上悪いところが見当たらない。それは良い作品ということではないか。実話が基になっている作品が「物凄い」と逆に変かも知れない。
内容も2時間にうまくまとまっている。
評価
星4つ(1:最低―5:最高)。
【対象】
★老若男女向け
(下記は、ネタバレ)【ポイント】
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