半井小絵 NHK気象予報士 2009年版カレンダー

2006年11月01日

何卒、特別に…? 我孫子市、「特別快速」に求愛

 JR常磐線に関する話。
 我孫子市は25日、JR常磐線と成田線で、特別快速の市内の駅への停車などの利便性向上を求める署名活動を開始した。
 我孫子市は常磐線について、つくばエクスプレス(TX)への対抗で我孫子駅などに停車しない特別快速が新設され「TXと競合する柏地域などはサービスが手厚いが、我孫子市民には著しいサービス低下」と主張。成田線についても、常磐線と接続する我孫子駅に特別快速が停車しないことから「成田線利用者は恩恵を受けられない」として、特別快速の我孫子駅停車などを要望している。(東京新聞2006年10月26日千葉版)

 JR常磐線の特別快速
 それは、上野を発って日暮里、松戸、柏、取手の順に停車する。
 仮に我孫子に停まると、松戸〜柏〜我孫子に関しては快速と停車駅が全く同じになる(快速線)連続停車となる(三河島〜南千住〜北千住&天王台だけが特快通過駅)。
 
 分岐点でもあり、輸送上重要な駅として昔から地位が高い我孫子駅。
 つい近年まで特急停車駅だったが、快速では隣の柏駅の利用がここ20〜30年の間に急増、
 
 JR的には単なる途中駅だった駅に立場逆転された形で、JRは乗客の多さを取った。これが柏停車我孫子通過の策である。

 TX対抗と半ばインパクトのみとも言える常磐線の特別快速そのものについても、問題がないとはいえないが、

 速達系列車の基本は、「遠くを速く結ぶ」ことであり、ある程度の駅に停車を絞ることで、初めて効果が出ることは、今更言うまでも無いので、

 言い方を変えて、

 我孫子の人は、どこを向いている?

 土浦か?←そんなわけがあるまい。

 東京しか向いていないわな。多くは。

 速達系列車を停めるのではなく、
 速達系列車で行けるところまで行き、一段遅い列車に乗り継いで到達する…
 具体的には、上野→[特快]→柏→[快速]→我孫子(天王台)

 こうすることで特快のスピードを保ちつつ、乗り継ぐことで通過駅への到着も時間を縮める。鉄道では割合普通の考え方。時間帯によっては既に実現しているようだが。

 ていうか通勤時には関係ないじゃん、今の特快体制なら。

 来春ダイヤ改定では上野まで若干早くなるって。多分。(そうならないとちょっと変だ。)

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2006年09月30日

鹿島鉄道:知事発言と存続運動について

知事が「様子見」発言
「9月結論」関連で


 鹿島鉄道存廃の結論は9月中に、とされていましたが、なかなか情報が出なかったところ、今日の茨城新聞朝刊にこんなニュースが載りました。
知事は29日の定例会見で、鹿島鉄道の存続問題について、10月を期限に存続か廃線かの最終的な方向性を決定する考えを示した。
 鹿島鉄道をめぐっては、沿線住民らが鉄道存続再生基金を設立し、存続に向けた寄付金集めに乗り出している。寄付金は9月末で締め切られ、総額二億円分を目標としていたが、寄付予約額は28日現在で計946人から総額1765万円集まった。
 橋本知事は会見の中で、寄付金集めについては県も関係機関などに働き掛けて支援していると説明。「(寄付金額が)どれくらいまで行けるか(当初締め切りの)9月末と言わず、もう少し見てみたい」と述べ、寄付金の集まり具合をなお見守る考えを示した。

 つまり様子見です。存廃の「方向性」は、
 県と沿線自治体でつくる鹿島鉄道対策協議会(会長・石岡市長)でまとめられる。協議会側が廃線を決めれば、鹿島鉄道は来年3月末で廃線になる。代替バス路線の準備など廃線になった場合の対応も、10月末までに結論を出せば間に合うという。

 そうなのか?

 当たり前ですがこれが「延命」でないことに注意が要ります。

そして存続基金ですが、当初の集まり具合からして、下旬の「伸び」があったように感じていました。
 知事発言からして、なるほど“有力ルート”による寄付予約があったと見てよいのかな。
喫茶おとりこみ中。2006年8月29日「鹿島鉄道存続基金,「100円」の話」
 基金サイトをご覧いただければわかりますが、「9月30日現在の予約状況1904万9000円(1016名)」とのことで、9月8日現在の予約状況は229万6000円(123名)でしたから。


「愛着」云々より
「市場まかせ」こそ問題


 よく「交通の専門家」が「マイレール意識」とか言って、住民の愛着の度合いを言うことがあります。

が、これは本質に切り込んでない。

 日本の鉄道・交通が「市場まかせ」になっていることこそ問題なのです。

 鹿島鉄道線でも存続運動が行われていますが、「運動」の度合いで存廃が決まるなら超高齢化地域の存続は厳しい(声を上げたくても上げられない)。
 市場主義で決まるならローカル線というもの自体が運営できないことになります。

 あまり数は多くないですが、やや水を差すブログもあります。
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2006年09月25日

「都区内・りんかいフリーきっぷ」未導入地区

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 JR東日本「東京自由乗車券」問題は、2007年1月15日から「都区内・りんかいフリーきっぷ」の常磐線地区への導入が決定となりました。

 署名などみんなの運動の成果です!詳しくは、[こちら]をご覧下さい。(2006年12月22日付け発表)
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JR東日本「フリーきっぷ」
水戸支社の事情?


 旧「東京自由乗車券」発駅設定駅の内、「都区内・りんかいフリーきっぷ」発駅未設定の駅について、簡単に書いておきます。
 この未設定駅には常磐線土浦方面以外の地区もあります。ただし、事情が大きく異なります

 お断りですが「東京自由乗車券」の資料が、我が家の数年前のJR時刻表などわずかであり、全設定駅が書かれていませんので、今回一覧表には出来ませんでした。

青梅方面
 河辺(かべ)―青梅線東京都青梅市
 東青梅(ひがしおうめ)―青梅線(東京都青梅市)
 青梅(おうめ)―青梅線(東京都青梅市)

五日市方面
 武蔵五日市(むさしいつかいち)―五日市線(東京都あきる野市)

土浦方面
 佐貫〜牛久〜土浦〜水戸〜いわき (常磐線、茨城県)

 などです。大雑把ですみません。このように「都区内・りんかいフリーきっぷ」は、青梅線・五日市線エリアも外されておりますので、「水戸支社だけ」ではありません。

 また水戸支社管内でも、
水戸線の川島〜下館(3,250円)、新治〜岩瀬(3,790円) は、「都区内・りんかいフリーきっぷ」の発駅設定があり、「水戸支社は導入を見送った」は100%合っていません。

都区内・りんかいフリーきっぷ

 なお、青梅・五日市方面には、以前からある近距離フリーきっぷの都区内フリーきっぷ」が発駅設定されているため、牛久など水戸支社常磐線とは事情が異なっています
 「都区内フリーきっぷ」の常磐線方面の発駅設定は、取手までとなっていまして、あと少しのところでブツ切れ。牛久は丁度“(東京往復の)フリーきっぷ空白地帯”と言えます。

都区内フリーきっぷ

 つまり、佐貫や牛久といった水戸支社常磐線は、どちらのフリーきっぷも導入しなかった、かなりのサービス差別です。

 牛久住民は、ソフトクリームじゃないぞ!!
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2006年09月22日

「JR東日本フリーきっぷ導入を」全会一致で採択

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 JR東日本「東京自由乗車券」問題は、2007年1月15日から「都区内・りんかいフリーきっぷ」の常磐線地区への導入が決定となりました。

 署名などみんなの運動の成果です!詳しくは、[こちら]をご覧下さい。(2006年12月22日付け発表)
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 JR東日本フリーきっぷの常磐線差別問題での最近の動きです。
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この問題とは何?:
 こちらの記事もお読み下さい。
喫茶おとりこみ中。
2006年3月11日東京自由乗車券廃止―露骨な誘導
2006年6月26日「東京自由乗車券」復活署名
2006年8月3日「都区内・りんかいフリーきっぷ」常磐線へ導入を!


 タグ「JR東日本フリーきっぷ問題」からもご覧いただけます。
藤代以北常磐線、水郡線沿線の皆さん、署名にご協力下さい。用紙は下部にあります。
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東京自由乗車券に代わるフリーきっぷを常磐線にも!
牛久市長、牛久市議会議長、JR水戸支社訪問


 牛久市と牛久市議会は19日、JR東日本と同水戸支社に、常磐線藤代以北への「都区内・りんかいフリーきっぷ」導入を求めた要望書を提出した。池辺勝幸牛久市長、塚本忍市議会議長ら5人が、JR水戸支社を訪れ直接手渡した。
 同様の要望は、県や関係市町村など5団体が先月24日に提出しているほか、市民1,300人を超える(引用者註:1,365)署名がすでに提出されている。
 同市議会では、現在開かれている定例市議会でJRへの要望を全会一致で議決。塚本議長は「多くの市民の声を実現するため、市議会としての要望。ぜひ導入してもらいたい」と話している。
 同支社は、「状況や実態を見て検討していきたい」というコメントにとどめている。(茨城新聞)

 不謹慎な言葉と承知で例えれば、“JR水戸支社包囲網”ができつつあります。
 「東京自由乗車券」の廃止後「都区内・りんかいフリーきっぷ」を常磐線に導入しないという“サービス差別”は、利用者はいかなる立場であっても歓迎しない。諸団体の要望の類はその現れなんだけどね〜水戸支社殿!
ダイコクブログ。9月22日引用の引用って大丈夫かな?
JRへの要望書全会一致で採択PDF

 茨城県議会の方でも取り上げられています。
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2006年09月18日

田舎は空気が悪い 鉄道の良さとは

鹿島鉄道には空気の悪さがない
環境面が鉄道の良さ


 どこからが田舎か、という問題はさておき、↑の見出しは都会の人からしてみれば「何を言っているんだ?」状態であると思う。
 私は、自動車運転免許を持たないから、どこへ行くにもバスか列車、遠くて飛行機といった感じで、これは今住んでいる茨城県・県南でも同じ。
 この県南で、引越し以来、わけあって、多くの人にとって用事が無さそうな地区にも足を運んだりしたが、手段は路線バスやコミュニティバスで、バス停から長々と歩く、といったことが多かった。
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